ダイソン製品の購入を検討するとき、他メーカー製と比べても高価なだけに、耐久性を気にする人は多いのではないでしょうか?
実際、製品の寿命やバッテリーの交換の目安は、どの程度なのか。
この記事では、ダイソンの掃除機・扇風機、バッテリーの寿命と交換目安について実際に問い合わせた結果を交えながら紹介します。
ダイソンは長く使える信頼できるメーカー?
ダイソンとは、シンガポールに本社を置く家電メーカーです。2022年現在、67カ国にて販売を行い、世界に1,700人以上のエンジニアを擁しています。
ダイソンと言えばサイクロン掃除機が有名ですが、その力の入れようは、シンガポールにモーター専門の製造施設があるほど。
日本では掃除機が有名ですが、ほかにも空調家電やヘアケア商品、照明なども取り扱っています。保証が手厚いことでも知られ、掃除機・扇風機は購入日から2年保証が標準で付いています。
そんなダイソン製品の寿命ですが、残念ながら公式サイトに明確な寿命は記載されていません。
電化製品の寿命は使用頻度や使用環境、保管状態などで変動するだけに、年数を明示できないと考えられます。ただ、買い替えやバッテリー交換の目安となる症状は記載されているので、実際に購入したときには参考にしましょう。
ちなみに、ダイソンにはさまざまな特典が付いた公式オンラインショップがあります。
普通に利用するだけでもお得なのですが、経由するとTポイントが付与される「Tモール」からアクセスすると購入額200円ごとに2ポイントのTポイントが付与されます。
購入時は、下記Tモール内ページを忘れずに経由しましょう。
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掃除機の寿命と買い替え目安
ダイソン製品といえば、多くの人が想像するのはやはりスティック型掃除機ではないでしょうか。
日本ではとくに「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」のキャッチコピーで知られる、こちらの製品。高い吸引力を期待するだけに、本体モーターの寿命が気になるところです。
実際に筆者がダイソンのサポート窓口に掃除機本体の寿命について問い合わせてみたところ、一般的には「7~8年」とのことでした。
そのあいだにモーターが弱ってしまう可能性についても問い合わせましたが、「ダイソンのモーターは強くできているため、モーターは弱りにくい」とのことでした。
また、買い替えの目安としては、「修理費と買い替えの差額で決めている方が多い」とのことです。
ダイソンの修理は内容にかかわらず「総合修理」という2万2,000円のプラン1本になっているとのことで、その修理費と新型の価格を比較して、買い替えを選ぶケースが多いそうです。
一般的に、掃除機の平均使用期間は7.7年(令和4年3月消費動向調査より)とされています。
ダイソン製品はコードレスタイプがほとんどのため、基本的にバッテリーを交換しながら使うことになりますが、バッテリー交換さえ行えば、一般的な掃除機と同じくらい使い続けられるようです。
掃除機のバッテリーの寿命と交換目安
ダイソンのスティック型掃除機は、バッテリー駆動のコードレスタイプです。
連続最大運転時間は製品ごとにことなり20~60分となっています。
前述したとおり、バッテリーの寿命は明記されていませんが、交換目安として以下の4項目が記載されています。
・使用できる時間が短くなった場合
・充電器を接続しても充電しなくなった場合
・動いたり止まったりする場合
・エラーが出た場合
参考:バッテリーに関するご質問
実際にどれくらいの期間持つのが一般的なのか、筆者がダイソンに問い合わせてみたところ、一般的には「2~3年」との回答が得られました。
公式サイトのチャットボットに質問をしても、「毎日1回充電したとして約3年」という回答が返ってきます。
バッテリー自体は公式オンラインストアで購入でき、価格は1万5,000円前後です。
交換は自分で行うことになりますが、公式サイトにバッテリー交換方法が掲載されているので、そちらの手順を参照しましょう。
扇風機の寿命と買い替え目安
ダイソンの扇風機は、電源で駆動なのでバッテリーが存在しません。
また、一般的な扇風機と違って羽根が無いため、本体駆動部分のパーツも交換は不要となっています。
ただし、ダイソンの扇風機に備わった、空気清浄機能に用いられる活性炭フィルターやグラスHEPAフィルターは交換が必要です。
これらの交換時期は、本体のLEDディスプレイに表示されます。
扇風機本体の寿命と活性炭フィルター・グラスHEPAフィルターの交換時期について、筆者がダイソンに問い合わせてみたところ、扇風機本体が最長10年、フィルター類が1日12時間使用で約1年、1日6時間使用で約2年との回答が得られました。
とくに扇風機本体は、経年劣化を考慮した電気用品安全法に基づく使用期間が10年と定められているそうで、「いかなる場合も10年以上の使用は控えて欲しい」とのことです。
実際に故障やバッテリー切れが起こったらどうすればいい?
実際に故障やバッテリー切れが起こった場合、まずダイソンの保証期間内かを確認しましょう。
ダイソンの掃除機・扇風機は購入日から2年保証が付いているので、保証期間内であれば保証条件に応じて修理やパーツ交換などの保証を提供してくれます。
保証期間外の場合は、対応方法は保証期間内と同じですが、修理やパーツ交換が有償になるケースがあります。
相談方法は、公式サイトにあるメールかチャット、または電話のいずれかから。どの方法を選んでもその後対応手順は同じです。
保証を受けるには公式サイトからユーザー登録と製品登録が必要なので、忘れずに登録しておきましょう。
ちなみに、Dyson Demo直営店で掃除機と空調家電を購入すると無償で5年間に延長されます。
こちらの記事でダイソン製品の保証内容や登録方法を詳しく解説しています。
●ダイソンの修理・補償内容はこちら
ダイソン製品は下取りや引き取りに出せる?
ダイソンの掃除機を買い替える場合、いままで使っていたモデルは下取りに出せるのでしょうか?
結論から言うと、ダイソン公式では基本的に下取りを行っていません。
ただし、過去には、Dyson V12 Detect Slim購入者を対象に、10,000円割引の下取りキャンペーンを行っていたこともありました。このように期間限定で下取りキャンペーンを行うときもあるので、Webサイトのキャンペーン情報は目を通しておきましょう。
ダイソンの掃除機・扇風機、バッテリーの寿命おさらい
ダイソン製品は、購入者の使い方や使用環境で寿命が異なるため、具体的な耐用年数は明示されていません。
調子の良し悪しは、製品の症状を目安にしながら使っていくことになります。
ダイソン製品を長持ちさせるポイントは、消耗品を定期的に交換することです。
交換が必要な製品を無理に使い続けてしまうと、本体の寿命を短くする原因になりかねません。
まとめ
ダイソン製品は高額なだけに、できるだけ故障させずに長く使いたいところ。
そのためにも、定期的に消耗品をしっかり交換して、本体を健全な状態に保ちましょう。
ダイソン製品は消耗品もけっこうなお値段がするので、購入時は忘れずにTモールを経由して、ダイソン公式で購入してTポイントをゲットしましょう。
とくに本体買い替えのときは、ポイントを大量に手に入れるチャンスです!
※本記事で紹介している商品・サービス・価格等は記事掲載日時点のもので、内容が変更されている場合があります。